PR TIMESがスタートアップ向けにプレスリリース配信費が無料になるチャレンジプログラムを提供開始!〜「無名のときだからこそアクションをしよう!」【PR】

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今回は、プレスリリース配信サービス国内シェアNo.1のPR TIMESさんがサイトリニューアルを機に、スタートアップ向けにプレスリリース配信費が無料になるチャレンジプログラム(URL: http://prtimes.jp/startup/ )の提供をはじめられるということで、PR TIMES代表の山口氏にインタビューさせていただきました。スタートアップは無名だからこそアクションしなきゃいけない!ということでぜひご一読ください。それではどうぞ!

プレスリリース配信費が無料に!?今回のスタートアップチャレンジの概要

—ではまず、今回のスタートアップチャレンジの概要について教えていただいてもいいでしょうか?

はい、今回のスタートアップチャレンジは、二つのミッションをクリアした場合に、弊社のサービスを無料にて提供させていただくプログラムになります。一つ目は「50人のフォロワーを獲得する」こと。もう一つは「配信後、リリースページのUU数が500以上になる」ことです。

関連して、今回「フォロー機能」を追加しました。Twitterのフォロワーと同じで、フォローをすると「その企業のプレスリリースは必ず見たい」というアクションになります。ミッションをクリアしてもしなくても、とにかく読んでもらわないと話にならない。そのうえでさらに読んだ人からいい反応を得ようとすると、プレスリリースはカジュアルには出せないと思うのです。

多くの人に見てもらって、ちゃんと読んだ人の良好なアクションにつながらないと無料にはならないので、スタートアップ企業の方にとってはプレスリリースを出すことによって自分たちのプロダクトやサービスの仮説検証もできると思っています。フォロワーやUU数などにも、きちんと意思をもった情報を、継続的に発信していくことで意味が出てくるのです。

—会社の立ち上げ当初からプレスリリースを使って出していくことが、長期的にはブランディングにもつながっていくということですね。

startupchallengeそうですね。ちなみにこの50と500という数字(50フォロー、500UU)は一見高めのハードルのようにも思えますが、そのプロダクトやサービスで社会に対して影響を与えたい、事業的に成功したいと思っているのであれば絶対にクリアできる、というメッセージも込めて我々としては設定させていただきました。

無名のときだからこそアクションをしないといけない!スタートアップが取り組むべき、プレスリリースとの付き合い方

—スタートアップという切り口で、プレスリリースについてアドバイスするとしたらどういった部分になるでしょうか?

スタートアップ企業の方に知っておいてほしいことは、実は有名になってからプレスリリースを出そう、大きなことをしようというのは本末転倒なのだということです。そして、有名になったらなったでお金をかけて自社の広告をうつかといったら、そういうわけでもない。会ったこともない誰かが自分を「素敵ですね」と言ってくれるのを待つのはいつになるかわからないし、もどかしいですよね。やはり自分から様々な人に声をかけていくうちに、人として磨かれることもあると思うのです。

これはプロダクトや企業も一緒だと思っています。無名だからこそまずは自分がいかに大きなアクションをとるべきかを自覚すべきで、自分の起こしたアクションからいい反応が見られなかったとしても諦めずに、そこから学んでさらに行動することがとても重要だと思います。

—なるほど。 スタートアップ中で沢山の人に読んでもらえるようなプレスリリースを企画するためには何をソースに学んでいけばいいのでしょうか?

今現在うまくいっている会社のプレスリリースをちょっと前から見て学ぶことですね。やはりここ数年の成功事例を、実際のアクションから見てみるのはすごく有効だと思います。

多くの方がプレスリリースを「サービスをローンチしました、プレスリリースをしました、おわり」と考えているようですが、実は違うのです。そこを見直して、プレスリリースをした後、「何をすべきか、どうすべきか」まで理解できればいいのではないかと思います。そこまでできるようになると、実はもうPR会社も長期的には必要なくなってくるのですが。

もちろんメディアに取り上げてもらうというのも大切ですが、プレスリリース自体を多くの人に楽しんでもらえるようなコンテンツにすることが一番です。自分が何者であって、それは社会にとってどういうふうに受け止められているか。場合によっては、どう受け取ってもらいたいのかというのを表現するのも一つの手法だと思います。

自分たちのターゲットとなる人に対して、自分たちのキャラクターや事業ドメインに合うような事柄で何をどうプレスリリースするのか、ブレない範囲でどれだけのことをやり続けられるのかが大切だと思います。

この会社をパクれ!スタートアップのプレスリリース成功事例

Intimate_Merger
奇抜なプレスリリースを企画して、提携しただけのプレスリリースでバズを引き起こしたフリークアウトさん(子会社のIntimate Mergerさん)URL: http://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000012.000006798.html

人の行動を左右する、そんな情報がプレスリリースでどんどん流れるといいなと思っています。こういった事例はなにも特別な事例ではなくて、「プレスリリースを配信したらプレスリリース自体が面白くてバズって、注目を集める」という事例はどんどん増えてきています。

網羅的にリーチするために活用頂いているフリークアウトさんや、面白い授業こそがネタになる、地道な活動でもフックになるといった点で工夫されているスクーさんはプレスリリースを本当に上手に使われています。

また、2012年設立のマネーフォワードさんには、プレスリリースを起点とした情報設計とプランニング企画、実行まで一括で提供させていただいたりもしました(URL: http://prtimes.co.jp/works/1042/ )。

今は無名な起業家で、特筆するような実績もないけれど、そういう人が立ち上げたプロダクトでも本当にいいものであればプレスリリースによって導火線をつけてあげて思いっきり情報を広めてあげたい、そういうしかけに私達はなっていきたいと思っています。

実は一度無料モデルで大失敗を経験したPR TIMESがスタートアップ限定で無料枠を展開する理由

—御社の場合、今までは大企業さまが多かったんですよね。このタイミングでスタートアップをターゲットにするのはどういった理由なんでしょうか?

そうですね、その話はPR TIMES の失敗の話から始めなければいけません。実はPR TIMESも最初は思いっきり失敗しました。創業当時「フリー」という本が出て、「フリーミアム(=ベースのサービスは無料にて提供し、必要な機能の追加にてプラスで課金する)」というのが流行ったので、「これだ!」と思い、無料プランを提供したのが原因でした。とにかくお金をかけずに、はやらせたかったので、サービスのプライシングだけで広まるようにと考えたのですが、これが大失敗で1年経たずに無料版はやめました。

やってみて分かったのですが、PRというのは無料にするとどんどん情報がカジュアルになっていくんです。この場合、コストが通信費のみ(厳密にいうとコンテンツを作る労力はかかりますが)。

これはメルマガでもそうなのですが、出す情報を選定し、解禁して出すはずなのです。しかし、本来「届ける人が興味のあるもの」を「しっかりつくって届けよう」という発想は正しいのにも関わらず、どんどんコストが安いから送ろうという人が増えてしまいました。その結果、企業の情報は集まったけれども見る価値がないという状態になってしまったのです。

prtimes_topそこで一気に方向転換をして、今ではPR TIMESを使わなくてもたくさん記事になるような企業を集めるようになりました。

その結果順調に2000年ぐらいからちょうど2年で2倍のペースで利用企業数が増えまして、2012年が4000社で、昨年2014年に8000社を達成して、次の目標は、2016年に16000社を目指しています。ですが現在、いわゆる「大企業」と分類される会社は数千社しかないと思います。

その数千社の人に100%使ってもらうというのも最終的には実現しようと考えていますがそういう企業はやはり腰が重い。ネットワーク効果が効いてサービスというところからプラットフォームやインフラになり「PR TIMESで配信しないともう駄目だよね」とならないとなかなか導入してもらえないと考えていますがそこはあくまで最終工程なので、まずはスタートアップやローカルビジネスのフットワークが軽い企業様に是非活用いただけたらと考えています。

この機会にスタートアップもPR TIMESを利用してプレスリリースに本格的に取り組もう!

—最後に、スタートアップの人たちにメッセージをお願いします。

自分達だけでできることって、やはり限られていると思うんです。PR TIMESには国内有数のメディアに情報をワンクリックで届けられる機能があったり、提携メディアに情報をそのまま掲載する機能があり、様々な分野の人へ、効率的に自分のプロダクトをアピールする機会をもつことができます。最初からここまでやるのはなかなか難しいかと思います。

企業の情報をプレスリリースとして発信することが、自分のプロダクトを知ってもらえる機会になるのは勿論ですが、ブランディングや仮説検証にもなります。なので、スタートアップ中の企業にこそ、是非弊社サービスを利用して頂き、どんどん世の中を変えるようなプレスリリースで企業として有名になって成功していただけたらと考えています。

—ありがとうございました!

まとめ

無名のときだからこそアクションをしよう、という部分が僕的には凄く刺さりました。山口さん、ありがとうございました!なお、プレスリリース配信費が無料になるチャレンジプログラムは下記からご覧ください。※ちなみに、チャレンジページはアクセスすると、コピー部分が切り替わるので面白いですよ。(全30種 あるそうです。ABテストどころの騒ぎではありませんね。)

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